大型ブロック_NSSブロック

大型ブロック_NSSとは?

大型ブロック_NSSとは?

NSSブロックは、ブロック間を鉄筋コンクリートで一体化した大型ブロック積擁壁です(道路土工指針準拠)。胴込め部には、従来使用していたコンクリートに代わり、砕石を使用します。NSS ブロックは、道路土工指針に従い鉄筋構造をとることで、従来のもたれ式擁壁に比べ、コンクリートボリュームの削減、コスト削減が可能となります。

大型ブロック_NSSの特徴

経済的な構造

経済的な構造

胴込め部は砕石を使用でき経済的。

高い信頼性

高い信頼性

鉄筋コンクリートで一体化する擁壁のため、もたれ式擁壁と同等の構造として扱うことができる。

作業効率向上

作業効率向上

1ブロック3m2の大型ブロックで、作業効率が向上。

掘削量減少

掘削量減少

裏込め材が不要で、掘削量が減少。

優れた断面力

優れた断面力

曲げモーメント、せん断力に対して必要な断面力を有する。

大型ブロック_NSSの活用シーン

大型ブロック_NSSは、様々な分野に適用します。

大型ブロック_NSS トンネル

トンネル

大型ブロック_NSS 河川

河川

大型ブロック_NSS 道路

道路

大型ブロック_NSS 急傾斜地対策

急傾斜地対策

大型ブロック_NSSの施工手順例

基礎工

STEP.1 基礎工

1段目 ブロック設置

STEP.2 1段目 ブロック設置

中詰工

STEP.3 中詰工

胴込め材/敷設・転圧

STEP.4 胴込め材/敷設・転圧

1段目完成状況

STEP.5 1段目完成状況

完成

STEP.6 完成

FAQ

適用範囲は?
NSSブロックは、道路土工-擁壁工指針(平成24年度版)の解表5-6に示す、「もたれ式擁壁に準じた構造の大型ブロック積み擁壁」に分類されます。
良質な基礎地盤上に設置し、擁壁高を8m以下にすることを原則としますが、8mを超える場合には、地震時の安定性を含めて綿密な検討をする必要があります。
使用可能な盛土材は?
NSSブロックの壁背面には胴込材として砕石を、更にその背面は裏込め材を使用します。裏込め材は、
①NSSブロックを盛土擁壁としてしようする場合は、設計で定められた盛土の土質定数のものを使用します
②NSSブロックを切土擁壁として使用する場合で、裏込め材を敷設する範囲が狭小の時は、施工のし易さを考え、胴込材と同様の砕石を使用する事があります。
どのような排水対策が必要か?
各ブロックには水抜き孔が開いており、胴込材である砕石を通して排水します。また、水抜き孔から胴込材が流出しないように吸い出し防止剤等を設置する必要があります。
1日あたりの施工量は?
壁面材組立・設置は40.0m2/日、胴込め量は50.0㎥/日、中詰コンクリート型枠工は15㎡/日、中詰コンクリート打設工は6㎥/日です。※現場条件によって変動します。
縦貫鉄筋
基礎から壁面の高さ方向に延びた鉄筋の事をさします。上下に積まれたブロックは縦貫鉄筋及びそこに充填される中詰コンクリートによって強固に連結されます。
河川で使用できますか?
使用可能です。使用時は、ブロックに補強コンクリートを打設する事で控え長を確保する必要があります。

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