EPSブロックの単位体積重量は0.12~0.35kN/㎥で、土砂やコンクリートの約1/100です。
軟弱地盤対策の盛土として使用することで、荷重を大幅に軽減でき、沈下や支持力不足などの問題を解決できます。
EPSブロックは直立に積み上げることで自立面を形成し、上部に荷重がかかっても側方への変形が小さいです。
構造物の背面に設置することで、土圧を大幅に低減できます。
圧縮強度が高く、道路盛土材として必要な強度を備えています。
粘着力や内部摩擦角といった概念はなく、耐圧縮材を使用します。
EPSブロックは人力で施工することができ、施工期間を短縮できます。
軟弱地盤や急傾斜地、狭隘な場所など、大型重機の使用が難しい現場でも施工可能です。
また、現場条件に合わせた加工が容易です。
地盤処理や仮設工事などを簡略化できるため、全体の工期を短縮できます。
完成後の維持管理も含めて、工事全体のコスト削減につながります。
主な用途:軟弱地盤上の盛土、傾斜地盤の盛土、盛土拡幅、構造物裏込め、構造物保護等
EPSブロックは製造方法によって2種類の製品をご用意しております。
・型内法製品
・押出法製品
押出法製品は型枠内製品に比べて密度が高く、許容圧縮応力度も高い特性を有しています。
浮き上がりの検討において安全率が満足しない場合に用いる浮力低減ブロックです。
EPSブロックの特長そのままに60%もの浮力を低減するブロックです。
型内法製品 | ||||||
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項目 | 単位 | D-12 | D-16 | D-20 | D-25 | D-30 |
密度 | kN/m³ | 0.12 | 0.16 | 0.20 | 0.25 | 0.30 |
許容圧縮応力度 | kN/m² | 20 | 35 | 50 | 70 | 90 |
押出法製品 | ||||||
項目 | 単位 | DX-24H | DX-29 | DX-35 | – | – |
密度 | kN/m³ | 0.24 | 0.29 | 0.35 | – | – |
許容圧縮応力度 | kN/m² | 100 | 140 | 200 | – | – |
型内法製品(浮力対策用) | ||||||
項目 | 単位 | FBD-20 | FBD-25 | FBD-30 | – | – |
密度 | kN/m³ | 0.20 | 0.25 | 0.30 | – | – |
許容圧縮応力度 | kN/m² | 50 | 70 | 90 | – | – |
ヒロセ補強土株式会社は安全・安心を第一に「施工現場」のことを踏まえた商品の提供を行います。
施工計画のご相談、工事のお見積問い合わせ等、どうぞお気軽にお問い合わせください。
軟弱地盤、地滑り地帯、急傾斜地等従来の土を使った盛土施工が困難な場合に、軽量な素材を使って地山や周辺に影響を与えないようにする工法。
工法についてはもちろん、
その他さまざまな質問やご相談を承ります。
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