高速道路工事へのご提案

インフラの老朽化対策が急がれる中、高速道路の維持・更新工事において、
このようなお悩みはございませんか?
・交通規制による渋滞や事故のリスクをなんとかしたい……
・安全に作業できるヤードが確保できず、工事が進まない……
・将来の維持管理コストを少しでも削減したい……
・桁下など条件の厳しい場所での施工方法を探している……
本ページでは、これらの現場特有の課題を解決する課題解決事例をご紹介します。
目次
- 加速化する橋梁老朽化に対する着実なメンテナンス
50年以上経過した橋梁の床板の取替え、支承の取替え - 激甚化・頻発化する自然災害への対応
橋台と橋梁の耐震補強 - 老朽化した既設グランドアンカーへの対応
法面の強化対策 - 高速道路の整備・機能強化
暫定2車線から4車線化、スマートICの整備
ダブル連結トラックの駐車マスの整備、中継輸送地点(SA・PA)の拡張 - 橋梁・ボックスカルバートの長寿命化
橋梁・ボックスカルバートの土工化 - 走行道路の維持管理
走行道路の沈下対策
1.加速化する橋梁老朽化に対する着実なメンテナンス
【課題】
建設から50年以上が経過した橋梁が増加しており、床板や支承の取替えが喫緊の課題となっています。しかし、工事中に車線規制を行うと、交通渋滞や追突事故等の工事中の安全確保が課題となります 。
①床板取替工事
交通量の多い高速道路での橋梁床版の架け替え工事では、通行止めを行わず道路幅員を維持しながら両方向の通行を確保するケースがあります。橋梁を拡幅する際、その延長の橋台横や土羽部の盛土も補強土や軽量盛土で拡幅することで、車線規制をせずに安全性の向上と渋滞対策が可能です。 | ![]() |
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関連工法:(詳細ページへリンク)
・発泡スチロール土木工法 EPS
・補強土壁工法 テールアルメ
②支承取替工事中におけるヤードの確保
桁下にヤードを設置し、吊り足場への資機材搬入を行うことで、車線規制をなくしました。上り線・下り線両方での支承取替工事へ対応可能であり、安全性向上、工事渋滞による道路利用者の減少などの経済的な損失の回避にも繋がりました。
関連工法:(詳細ページへリンク)
・発泡スチロール土木工法 EPS
・補強土壁工法 テールアルメ
2.激甚化・頻発化する自然災害への対応
【課題】
激甚化・頻発化する自然災害に対応するため、橋台と橋梁の耐震補強が求められています。橋台・橋梁耐震補強工事では、橋梁桁下の空頭制限や狭小スペースでの施工が課題となります 。
①橋脚・橋台耐震工事
高耐力マイクロパイル工法は、小型の施工機械を使用するため、橋梁桁下の空頭制限下(4.5m程度以上)でも施工が可能です。杭径が細く、掘削土量が少ないため、既設構造物への影響を最小限に抑えられます 。さらに、低騒音・低振動で既設構造物への影響が少ないという特徴があります 。
関連工法:(詳細ページへリンク)
3.老朽化した既設グランドアンカーへの対応
【課題】
本線上の法面にある既設グランドアンカーの老朽化が進んでおります。腐食の進行や経年劣化により、必要な緊張力を確保できていない場合は対策が必要です。
①法面の強化対策
老朽化した既設グランドアンカーの補強工事では、グランドアンカーでの対策の場合、各段ごとに足場工が必要となり、交通規制が必要となる場合があります。また、アンカーが埋設物や用地境界を越えないように留意する必要があります。EPルートパイル工法により、用地境界線を侵さずに法面前面の施工幅を最小限に抑え、道路を供用しながら施工が可能です。
関連工法:(詳細ページへリンク)
4.高速道路の整備・機能強化
【課題】
高速道路の4車線化やスマートICの整備、ダブル連結トラックの駐車マスの整備、中継輸送地点(SA・PA)の拡張など、道路・施設の拡幅が求められています。
①道路・施設拡幅工事
片側1車線から2車線化の工事において、想定外の軟弱地盤により通常の盛土や擁壁では対応できない場合があります 。超軽量なEPS工法を用いることで地盤への影響を最低限に抑え、軟弱地盤上でも道路の拡幅が可能です 。
②SA・PA拡張工事
サービスエリアやパーキングエリアの拡張計画においては、限られた土地を最大限に有効活用できるかが重要な課題となります。この課題を解決するためには、垂直に盛土できる補強土壁工法が有効です。これにより、多くの駐車スペースや商業施設等の土地の確保ができます。
関連工法:(詳細ページへリンク)
・発泡スチロール土木工法 EPS
・補強土壁工法 テールアルメ
5.橋梁・ボックスカルバートの長寿命化
【課題】
持続的な維持管理と経済性の観点から、橋梁やボックスカルバートの土工化が増えています。既設の下部空間を軽量材で土工化することで、点検コストや補修費用の低減が可能です。
①橋梁・ボックスカルバートの土工化
既設の橋梁やボックスカルバートの下部空間を軽量材で埋め、土工化することで、点検・補修が不要となり、維持管理コストの削減が可能です 。既設構造物や地盤への影響を最小限に留め、現道を供用しながら施工することも可能です。 |
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関連工法:(詳細ページへリンク)
6.走行道路の維持管理
【課題】
軟弱地盤上の盛土道路では、沈下による道路面の凹凸が問題となります。
①走行道路の沈下対策
従来の対策が難しい場合でも、軽量盛土で既設道路盛土を置き換えることで、沈下量低減の対策が可能です 。EPSブロックは単位体積重量が土砂やコンクリートの約1/100と超軽量であり、軟弱地盤上の沈下の問題を解決します 。
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関連工法:(詳細ページへリンク)
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以上、高速道路の維持・更新工事における一部の事例をご紹介させていただきました。
この他にも様々な事例がございます。下記のようなご要望がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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