解析業務でお悩み解決! 近接施工での解析技術

近接施工での解析技術事例の紹介
日本の都市部は東日本大震災以後、防災機能を意識した新たなまちづくりが進められています。
しかし、都市部の工事は、騒音・振動の影響や既設構造物に対する影響など多くの事情が存在します。
本記事では、こうした都市土木でよくある課題を「FEM解析」を活用して解決するアプローチと、実際の導入事例をご紹介します。
都市部の工事における課題
都市部の工事は特有の事情が存在します。
〇既設構造物に対する影響(近接施工)
都市部の工事では、隣接する建物との距離が極めて近い「近接施工」となるケースが大半です。そのため、施工に伴う振動などが既存構造物に影響を及ぼしてしまう可能性があります。
近接施工とは?
「近接施工とは用地に余裕がないため、隣接する既設構造物に近づいて空間を最大限利用して行われる施工法で、一般に既存構造物の機能に重大な影響を与える危険性を持つ場所での施工になります。」
▼ 近接施工を伴う工事においては、既設構造物にどのような影響を及ぼすのか評価が必要なケースが増えています。
▼ そのため、「FEM解析」を用いて事前に影響を予測・評価することが重要になります。
「出典:コリンズテクノスのよくある質問(https://qa-ctjacic.dga.jp/faq_detail.html?id=56)」
近接施工の対象となる主な場所
都市部では特に以下のような場所で近接施工が発生しやすくなります。
- 鉄道・地下鉄の軌道周辺
- 道路・高速道路の周辺
- 住宅密集地・ビル街
「FEM解析」とは?
ヒロセ補強土では、これらの課題に対し実物に近い動きを再現する「FEM解析」をご提案しています。
FEM解析とは?
地盤や構造物等の対象を要素ごとに分解することでより実際の対象に近いモデルの作成ができます。このモデルで解析を行うことで、簡便な論式または経験式では再現が難しいケースでも実際の現象に近づけた評価が可能です。
【事例紹介】解析業務の一例の紹介
実際の現場でどのような課題をクリアしたのか、3つの事例のうち1つをピックアップしました。
※残りの2つの事例については、ページ下部のダウンロード資料よりご覧いただけます。
事例:仮土留め及び掘削工による既設橋台への影響検討
既設橋台に近接した箇所に新たな構造物の建設の計画をしており、仮設土留めや掘削による橋台への影響が懸念された現場です。
影響の大きい掘削工を対象に解析を行った結果、既設橋台の水平変位が許容値内に収まることがわかり、設計変更通りの施工実現につながりました。

まとめ
FEM解析を用いて数値解析することで、条件が複雑で簡便な論式または経験式では再現が難しいケースでも実際の現象に近づけた評価が可能です。
「事例内容を詳しく知りたい」という方は、ぜひ下記の提案事例集をダウンロードして業務にお役立てください。


