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~豪雨災害から命を守るために~防災お役立ち情報のご紹介

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~豪雨災害から命を守るために~防災お役立ち情報のご紹介

1.近年多発する豪雨災害

近年、世界的に大規模水害が多発し、また、地球温暖化の進行に伴う大雨の頻度の増加や海面水位の上昇など懸念される予測も出されています。

日本でも、一日の降水量200mm以上あるいは、1時間降水量が50mmを超すような大雨の発生頻度が増加傾向にあります。傘は全く役に立たず、水しぶきであたりが見えなくなるほどです。このような豪雨が、近年、死者、行方不明者を伴う甚大な被害を及ぼす大雨災害が発生しております。

そのような近年頻発する豪雨災害や将来の豪雨災害に備える上で、要因、対策を見ていきましょう。

◇集中豪雨とは
集中豪雨は、積乱雲(雷雲、入道雲ともいわれる)が同じ場所で次々と発生・発達を繰り返すことにより起きるものです。狭い範囲に数時間にわたって強く降り、100mmから数百mmの雨量をもたらします。非常に激しい雨が、何時間も同じ場所に降り続けば、重大な土砂災害や洪水等を引き起こします。


出展:特集 風水害から身を守る:防災情報のページ‐内閣府
http://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h24/67/special_01.html


◇身を守るために

集中豪雨による被害に遭わないよう、日頃からの備えをしっかりして、情報に耳を傾け、早めの避難を心掛けましょう。

≪日ごろの備え≫

 ● 避難場所、避難経路を確認
 ● 非常持ち出し品の点検
 ● 過去に起きた水害や土砂災害被害の有無を確認

危険性の分析や避難等、いざという時の判断や行動に活きてくる重要な防災対策です。避難に関する情報が出てからでは、非常持ち出し品を詰めている時間はありません。風水害は、地形による影響を大きく受ける災害ですから、住んでいる地域で過去に水害や土砂災害の被害があったかどうかを確認し、危険地域を把握しておくことが有効です。ただし、過去に経験の無い災害が起きることもありますので注意が必要です。

≪防災気象情報で早めの対策≫

 ● 最新の気象情報をチェック
 ● 大雨警報や洪水警報が発表されたら避難準備

自分で適切な判断ができるように、防災気象情報は自ら積極的に収集するようにしましょう。警報、注意報等の防災気象情報は、テレビやラジオの速報や市町村の防災無線で放送される他、天気予報サービス177番、ホームページ(気象庁等)や携帯端末用サイト(国土交通省防災情報提供センター等)やスマートフォンのアプリ等でも確認できます。

≪避難は状況に即して判断・行動≫

 ●危険が迫る前に早めに避難
 ●浸水の中の避難は非常に危険
 ●大雨、強風、水深がひざ上まであるなど、無理に避難するよりも、2階など高いところにとど
 まる方が安全な場合もある

本年5月に災害対策基本法等の一部が改正され、新しく「避難情報に関するガイドライン」が公表され、これまでの「避難勧告」は廃止され、警戒レベル4で「避難指示」になりました。


出展:内閣府/防災情報のページより
http://www.bousai.go.jp/oukyu/hinanjouhou/r3_hinanjouhou_guideline/img/poster1.jpg


避難に関する警戒レベルの最新情報は、市町村から発表されます。しかし、すぐにその情報が手元に届かない場合もあります。発表される大雨情報、水位情報だけではなく、周辺の状況にも注意して、自主的な早めの避難を心がけましょう。

◇土砂災害に注意
集中豪雨や長雨で地盤がゆるむと、土砂災害(土石流、地すべり、がけ崩れ)が発生しやすくなります。ハザードマップの確認や、大雨の際に土砂災害警戒情報の発表に注意しましょう。土砂災害警戒情報とは、土砂災害発生の危険度が高まった際、都道府県と気象庁が共同で発表する防災情報です。市町村による避難勧告等発令や住民の自主避難開始の判断の参考となるものです。また、土砂災害の前触れ(前兆現象)のような異変を感じたら、すぐに周囲の人や自治体などに知らせ、安全な場所に避難しましょう。
 

≪土石流の前兆現象等≫

   ◆ 川の流れがにごり、流木が混じりはじめる等
   ◆ 雨は降り続いているのに、川の水位が下る等
   ◆ 山鳴りがする等


≪地すべりの前兆現象等≫

   ◆ 沢や井戸の水がにごる等
   ◆ 地割れができる等
   ◆ 斜面から水が噴き出す等


≪がけ崩れの前兆現象等≫

   ◆ がけから小石がバラバラと落ちてくる等
   ◆ がけから水が湧き出ている等
   ◆ がけに割れ目が見える等

 

◇都市型水害に注意

近年、都市型水害と呼ばれる災害が発生しています。舗装が普及した都市部では、雨水が地中にしみ込みにくくなっていることも影響し、集中豪雨等により河川や下水の排水処理能力を超えた雨水は低い場所に集まり、短時間のうちに浸水します。特に地下街や地下室、アンダーパス等は、雨水の流入で水没する危険があります。たとえ近くに川がなくても「水害」への注意が必要です。

豪雨で冠水した都市部の道路
出展:特集 風水害から身を守る:防災情報のページ‐内閣府

http://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h24/67/special_01.html

 

2.防災ポータルサイトのご紹介

▶国土交通省 防災ポータル概要

出展:国土交通省 防災ポータル
https://www.mlit.go.jp/river/bousai/olympic/

「被害想定」起こりうる⾃然災害について、想定される被害状況やハザードマップ、「身の守り方」災害の基礎知識や、災害時に⾝を守るための知識等がまとめられた「いのちとくらしをまもる防災減災」を一人ひとりが実行していくための防災情報ポータルサイトです。

サイトはこちら:https://www.mlit.go.jp/river/bousai/olympic/

  ▶リアルタイム 川の防災情報

出展:川の防災情報-国土交通省
https://www.river.go.jp/index

サイト内での検索、自宅等のリスクを調べることが可能です。また、自宅等のリスクを調べる項目では3ヵ所登録することが可能となっております。

サイトはこちら:https://www.river.go.jp/index

  ▶ハザードマップ

出展:ハザードマップポータルサイト
https://disaportal.gsi.go.jp/

身のまわりの災害リスクを調べることが可能です。また、重なるハザードマップでは、洪水・土砂災害・高潮・津波のリスク情報、道路防災情報、土地の特徴・成り立ちなどを地図や写真に自由に重ねて表示できます。

サイトはこちら:https://disaportal.gsi.go.jp/


3.防災アプリのご紹介


 ▶ YAHOO!防災速報(Yahoo Japan Corp.)

https://emg.yahoo.co.jp/

緊急地震速報や豪雨予報をはじめ、さまざまな災害情報をプッシュ通知でいち早くお知らせします。現在地と国内最大3地点に通知可能。移動中や旅行中も安心です。アプリ画面上で、現在地や登録した地域ごとに最新の災害情報のほか、災害の種類ごとの避難場所を確認できます。

 ▶ NHKニュース防災(NHK) 

https://www3.nhk.or.jp/news/news_bousai_app/index.html

最新ニュースや災害情報をいち早くお届けします。速報や災害・避難情報をプッシュ通知でも。マップ上で雨雲や台風、河川情報をチェックできます。NHKの公式アプリです。

▶ 特務機関NERV防災(Gerhirn Inc.)

https://nerv.app/

特務機関NERV防災アプリは、地震・津波・噴火・特別警報の速報や洪水や土砂災害といった防災気象情報を、利用者の現在地や登録地点に基づき最適化して配信するスマートフォン用サービスです。

被害が予想される地域に居住する方や訪問者等が的確に状況を認識し、迅速な判断・行動が取れるよう補助する目的で開発されました。

防災関連のアプリをいくつかご紹介させていただきます。
それぞれ、AppStoreやGooglePlayなどから入手することが出来ます。外出先など、PCを見れない環境下での急な情報収集としてスマホに1つは入れておきたいですよね。

4.豪雨災害から命をまもるために

自主的な避難行動の判断の重要性について、大雨や台風、低気圧や前線、そして竜巻などの突風による風水害は、日本のどこでも発生する可能性のある災害ですが、防災気象情報の入手など、早めの対策を講じることで被害を軽減することが可能です。
そのために、「今できることを準備」し、「いざという時にやるべきことをイメージ」しておくことが大切です。
内閣府の防災情報のページより、「避難って何すればいいの?」ポスターをご紹介させていただきます。

出展:内閣府/防災情報のページより
http://www.bousai.go.jp/oukyu/hinanjouhou/r3_hinanjouhou_guideline/img/poster2.jpg

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