線路沿い擁壁補強に採用されたEPルートパイル工法

背景
近年、地震・豪雨時において、鉄道施設に隣接する斜面からの土砂流入などが頻発しております。 各種自然災害による被害が増大する中、地震・豪雨については、将来の発生リスクが高いこと、被害額が大きいこと、復旧に長期間を要することから、列車の安全・安定輸送並びに鉄道利用者の安全確保を図る為、対策が施されております。
概要
写真は線路沿いのブロック積みをEPルートパイル工法で補強することで土圧を低減した事例です。
EPルートパイル工法は圧縮補強(縦打)が可能であり、施工機械が小型で軽量であるため、単管足場で施工することができ、施工ヤードを最小限に抑えることが可能です。運行に支障きたすことなく施工することができました。