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大規模盛土造成地滑落防止対策への提案 網状鉄筋挿入工 EPルートパイル

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大規模盛土造成地滑落防止対策への提案 網状鉄筋挿入工 EPルートパイル


大規模盛土造成地とは

大規模盛土造成地は以下のいずれかに該当するものをいいます。

 ①盛土面積が3,000㎡以上の谷埋め型
 ②地山の勾配が20度以上、かつ盛土の高さ5m以上

大地震時に滑り、崩れ、沈下、亀裂等が発生する恐れがある箇所に対して対策工の実施が必要となります。

 国土交通省HP:http://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_tobou_fr_000004.html


大規模盛土造成地における対策工について

このような場所においては個人宅地での施工が多く、施工スペース及び搬入路が非常に狭い可能性があります。また、既存建築物、既存擁壁等への影響に注意する必要があります。EPルートパイル工法(=網状鉄筋挿入工)は施工機械が軽量・小型である為、狭隘な場所でも施工可能であり、また、縦打ち施工(圧縮補強)が可能のため、施工の制約を受けません
国交省「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説(2編 予防対策編)」の工法選定フローに記載されており、選定工法の1つとされてます。


国土交通省HP:大規模盛土造成地活動崩落防止事業実施状況より作成

関連ページ

>>国交省「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説(2編 予防対策編)」

 

対策工EPルートパイル(=網状鉄筋挿入工)とは?

グラウトのEP(エクスパンション)効果とパイルの網状配置効果により、地山と補強材の一体化をはかります。1980年導入以来、日本国内で多く採用され、その用途は構造物補強・擁壁補強・岩盤補強・切土法面補強など多岐にわたり、震災復興や防災にも大きく貢献しております。単管足場とボーリングマシン等の小型の機械で施工できるため、高所や狭所、急傾斜面等においても最小限の用地で施工ができる工法です。

関連ページ

>>EPルートパイル工法概要


なぜ狭いスペースで補強工事が可能なのか?

住宅地での施工では、施工スペース及び搬入路が非常に狭いことが多いため、計画地の状況を詳細に確認し、施工可能な対策工法を選定する必要があります。抑止杭工は通常、杭中心から両側に10ⅿ程度の施工幅が必要となります。

一方、EPルートパイル工法は、①圧縮補強(縦打ち補強)が可能であり、さらに、②施工機械が軽量かつ小型であるため、単管足場等を利用して狭いスペースで施工が可能となるため、下記のような現場条件で有利になります。

大型重機の進入・配置が困難な場所
 ☑施工スペースおよび搬入路が非常に狭い可能性がある場所
 ☑家と家に挟まれ壁前面からの作業ができない場所


既存建築物、既存擁壁などへ影響する恐れがある場所
 
 ☑既設埋設物等への影響に注意する必要がある場所
 ☑用地境界があり、限られた範囲で施工する必要がある場所


<事例紹介>熊本地震で被災した宅地擁壁の対策工事に採用

熊本地震で被災した阿蘇郡西原村における宅地擁壁がけ崩れ対策工事で「EPルートパイル® 工法」が採用されました。狭隘な宅地の擁壁にクラックが入り、狭い現場での施工可能な工法、耐震性に優れた工法を選定する必要があり、小型の機械を使用し、東日本大震災の宅地擁壁工事でも高い評価を得たEPルートパイル工法が選ばれました。


事例詳細を読む

>>㈱建設物価サービス発行『災害に強い街づくり/国土強靭化に資する資材』に紹介されました。


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