道路拡幅・橋台裏込めに使用した事例|軽量盛土 EPS工法
軽量盛土 EPS工法の道路・橋梁における事例をご紹介いたします。
1.軽量盛土 EPS工法とは
EPS工法とは、大型の発泡スチロールブロックを盛土材料として積み重ねていくもので、材料の軽量性、耐圧縮性、耐水性および積み重ねた場合の自立性等の特徴を有効に利用する工法です。軟弱地盤上の盛土、急傾斜地盛土、構造物の裏込、直立壁、盛土の拡幅などの荷重軽減および土圧低減をはかる必要のあるところに適用できます。
地盤処理、仮設工事などが簡略化されるなど全体工期が短縮できます。さらに、完成後の維持管理を含めた全体工事費を低減できるなど、数多くのメリットを持っています。
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2.EPS工法の活用事例
幅広い適用性を持つEPS工法。これまで、道路・橋梁・河川・造成・仮設用途等、様々な分野にて採用されてます。
その中でも今回は、EPS工法による道路拡幅事例・橋台裏込めとして活用された事例をご紹介させていただきます。
●道路拡幅で使用されたEPS工法
道路拡幅の計画では、既設の構造物を掘削したり、地盤改良できないことがあります。
また、急傾斜な地盤上や現道の交通機能を確保したまま施工するような条件の場合、EPS工法が採用されることが多くあります。
●新設橋梁や既設橋梁の地盤対策で使用されたEPS工法
新設橋台や老朽化した既設橋台の修繕にEPS工法が採用された事例についてご紹介します。
上部工や橋台背面の裏込め土をEPSに置換することで、橋台背面の土圧や地盤への影響を低減することが可能です。