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補強土壁による津波や洪水からの浸水避難対策

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補強土壁による津波や洪水からの浸水避難対策
補強土壁テールアルメ工法の詳細はこちら


国土交通省では、切迫している南海トラフ地震や激甚化する豪雨対策などに備え、津波や洪水からの緊急避難場所を確保するため、予測浸水深よりも高い位置に整備されている直轄国道の高架区間などを緊急避難場所として活用するための避難施設の整備を推進しています。

概要

国土強靭化の施策:道路の高架区間等を活用した津波や洪水からの浸水避難対策


切迫している南海トラフ地震や激甚化する豪雨対策などに備え、津波や洪水からの緊急避難場所を確保するため、予測浸水深よりも高い位置に整備されている直轄国道の高架区間などを緊急避難場所として活用するための避難施設の整備が推進されています。

■中長期の目標
道路高架区間などを津波などからの避難場所として活用するための施設整備により、津波など発生時の住民の避難場所を確保する。
・緊急避難場所として直轄国道の高架区間などを活用するニーズがある箇所(約800箇所)の避難施設の整備
・令和7年度達成目標:100%
 直轄国道の高架区間などにおいて、津波や洪水からの避難場所として活用が可能なすべての箇所について避難階段などの施設整備を概ね完了する。

■実施団体


国土交通省のHP参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001366.html

擁壁(補強土壁)の高低差を活用した緊急避難対策

補強土壁の壁前面に階段を設置することで緊急時に避難路として活用することが可能です。

補強土壁は都市部などの道路用地に制約がある場所においても鉛直、または鉛直に近い壁面を構築することができます。また、コンクリート擁壁と比較し、高壁高(最大20m程度)での適用が多いことが特徴です。補強土壁「テールアルメ工法」は、熊本地震、東北地⽅太平洋沖地震、新潟県中越地震、兵庫県南部地震等の強震度地震が発⽣した地域でも、高い耐震性を証明しています。補強土壁工法の中では唯一宅地用大臣認定擁壁として認定されている実績ある信頼高い工法です。

近年、地震や豪雨などが多い日本で「災害に強い」技術のニーズは、多くの場所で高まっています。
様々なニーズに合わせてテールアルメ工法の活用用途は拡大しており、『高盛土で安定した構造』の特徴を利用して、津波被災による高台移転工事や緊急避難施設、防潮堤工事、など幅広い用途で採用されています。
避難階段補強土壁 事例.jpg




既存の擁壁に後付け可能!グレーチング階段D-Step

しかしながら、これまで擁壁の設計時から避難階段を計画されるケースは多くありませんでした。
既存の擁壁に追加する場合には、後施工に対応できるものであり、さらに災害時にも安全避難ができるものが求められます。

そこで、既存の擁壁に後付けが可能な製品「グレーチング階段 D-Step」をご紹介します。
D-stepは各種既設擁壁工(重力式・補強土壁・ブロック積など)に 簡単に後付け設置ができ、浸水時でも水が抜け、滞水せず、滑りにくい構造をしています。既設の壁を有効活用することができ、現場管理用通路や避難路の階段等の用途として最適な製品です。
D-Step.jpg

D-stepとは?
 ・既設擁壁に後付けで設置できるグレーチング製階段
 ・格子形状なので、浸水時でも水が抜け、滞水せず、滑りにくい構造
 ・型枠工や養生が不要で工期短縮、軽量で人力施工が可能

D-stepの特徴
 ・腐食に強い表面処理で高耐食性の表面処理が可能 
 ・水たまりが発生せず、降雪時も積もりにくく、滑りにくい構造
 ・”擁壁工”各種に対応し、後付けでも設置可能
 ・擁壁の凹凸・勾配に関係なく、手摺とセットで設計・納入可能 

D-stepの設計

 ・対応できる擁壁工(石積は不可)
   プレキャスト(L型・逆T型)擁壁(厚み120mm以上)
   重力式
   補強土壁
   ブロック積 他      
 ・強度計算や設計協力が可能
 ・1,500mmまでの幅員まで対応が可能
 ・凹凸や勾配に関係なく設置が可能
 ・手摺とセットで設計と納入が可能

>>D-stepに関するお問い合わせはこちら
  資料請求・製品の説明・設計検討のお問合せなど、どうぞお気軽にお問合せください。




お役立ち資料「補強土壁 避難階段比較表」掲載!

補強土壁の避難階段比較表(FRP階段案・鋼製階段案・補強土壁多段積み案)がダウンロードできます。
工法検討の際、お役立てください。





関連資料:補強土壁の資料ダウンロード

 

 

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